ダイスキンギョ
金魚作家を目指すブログです。

深堀さんとお話をして

卒論を書いていると、口に自分の考えを出すのとは全く違い方法で書かなければいけないのが苦痛ですね。

金魚のことは7歳からずっと考えているのに、文章で、しかも論文となると・・・(^^;)

もともと本を読むのは苦手で、持っているのは金魚の本しかないんです。

小説くらいならたまに読むって感じ〜本は読むべきものですよねー(><)

人としても成長することに繋がりますし。



深堀さんに一番私が聞きたかったのは深堀さんにとって金魚はどんなものなのかって言う単純なことでした。

あの技法は深堀さんでなければ思いつかなかったもので、世界中で注目されていますよね。

でも12歳のとき深堀さんの作品を見て感じたこと。

まぁ小学生ってこともあるけど、実は技法に関しては何も考えてなくて;;(申し訳ない)

それより描かれている金魚の姿が、私が本で見た”良い金魚”とは全く違う印象だったことなんです。

骨格とか・・・色も。

10年も前のことだけど。

良い金魚って言うと、品評価値が高い金魚ってこです。

品評会で賞を取るような金魚。



私、金魚を好きになったきっかけが外見じゃない人だから、

品評価値ってしっくりこないんです、未だに(^^;)

最近作るようになって尚更感じてます。

私が作りたいのは品評価値や外見うんぬんじゃなくて、人と家族として過ごして、

野生の鮒では見せない、人間にしか見せない優しい表情をした金魚だって。

多分それは子どものころ金魚をいっぱい描いていたときから変わってないんです。

だから、金魚の絵見てもただモチーフとして描かれている作品には心惹かれなくて。

上手く金魚が描ける人はいっぱいいます。

でも、この人にとって金魚は何なんだろう?て考えたときに、絵を見ると何となく分かるでしょ?



深堀さんの作品を最初に見たとき、共感できるものがあったんです。

この人は金魚を外見で見ない人なんだなって。


だからずっと会ってお話を聞いてみたかった。




実際にお会いして凄く嬉しかったのが、

深堀さんも品評価値に興味のない方だったこと(笑)

私が子どもの頃飼っていたのは奇形の子で、父には「何でこんなの飼うんだ」って言われました。

品評価値とは関係なかったけど、かなり腰の折れた子で(^^;)

でも、初めて会って、話して、この子と家族になりたいって思った子だったんですよね。

他の子も、真っ白で形も綺麗じゃなくて、同じく父に「あの尾びれ長くて綺麗なのにしな」って言われたのに、

その子から目が離れなくて。鱗も剥がれていたのに。

ちなみにその子が私がよく言っているコメットのトッポちゃん。

ツンデレな子でしたね・・・たった3年しか生かしてあげられなかったけど、

私は彼女を愛していたし、彼女も私を愛してくれていたのは分かるから尚更辛かった。

最期まで私から目を離さなかった姿を思い出して涙が出なくなったのは最近やっと。



話ずれた(^^;)

深堀さんが描く金魚は決して品評価値の高い金魚ではありません。

むしろハネ金や餌金みたいな金魚。

でもそれは、品評価値の裏にある出来損ないの鮒の存在を作品として表現するためだったんです。

品評価値を考えることがいけないことではないんです。

だって500年も続いている日本の金魚文化に欠かせないことだもんね。

でも、それに捕われ過ぎちゃだめだなって思いました。

金魚を作ってらっしゃる養魚場の方は心を鬼にして金魚に接しなければいけないし、

金魚屋さんの人も、金魚を生き物としては見れないって話をされて、

私はこの業界には入れない人間だなと思いました。

だから、金魚を家族に迎え入れる私たちが裏事情もちゃんと知っていなきゃいけない。

そしてどの金魚が良い金魚なんて考えないで、

自分が可愛いと思った子でも良いし、相性がいいと思った子を選べば良いと思う。

ちなみに深堀さんは美味しそうな金魚を選ぶとか(笑)

最初笑っちゃったけど、生命の根源である”欲”を感じる作品が人を感動させると聞いて納得。

ちなみに私は金魚に性的な魅力を感じますね、はい。


・・・失礼。


深堀さんは金魚を見る人に意識を変えさせようとしているんですよね。

伝統を大切にするのはとても大切なことなんだけど、

守りたいなら同じままじゃいけないのかもしれません。

少しずつ、時代にあった新しさも取り入れていかないと。



ちなみに、話を聞いて私が勝手に思ったことをつらつら書いているだけです。

他にもたくさん書きたいことはあるけど、

本人に聞ける機会があったら是非直接聞いた方が良いです!

当然だけど・・・この熱はブログに書いても伝えきれないし(^^;)

あと深堀さんのブログを読むと、楽しい!

直接聞いてから読むと尚更!
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【2013/08/16 12:16】 | 未分類 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
<<大金魚博覧会について | home/a> | 深堀隆介さんにお会いしました。>>

コメント

こんにちは(^^)
深堀さんとお話しして、ステキな時間を過ごされたんですね。
ブログの文章から気持ちが伝わってきます。
金魚の品評会の裏側には、いろいろな事があるんですね…。
でも、花にしても宝石にしても、価値を競う品評があればそこに映らない部分は必ずあるんですよね。
いろいろ考えてしまいました。
【2013/08/17 22:26】 URL | Hal #O5A.r5Lk[ 編集]
Halさん>個展行けなくてすみません(><;)
月曜日しか時間無くて、ギャラリーお休みだったので;;

そうなのですよね。
品評価値が絶対駄目だとは思っていません。
品評価値は日本の伝統としてきた金魚の理想を残すために必要なことだと思います。
ただ、時代によって好まれる金魚の姿も、一般人が考える金魚との関わり合いも変わってきますから、
伝統として残していきたいからこそ変化していかなければいけないと思います。


ハネ金は私たちが可哀想と言っても養魚場の人からしたらハネなきゃいけない理由がたくさんありますから、
事情も知らずに可哀想可哀想と言うのはちょっと勝手ですよね。
日本文化として金魚を守って行く日本人の一人として、現状をよく理解した上で考えていかなくてはいけないですね。


すみません、長々書いちゃった(^^;)
【2013/08/17 23:32】 URL | deme*tyoubi #-[ 編集]

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Author:deme*tyoubi
金魚作家です。
【告知】
6/10-6/16 旭川市神楽5条13丁目7−5 ぎゃらりーまる
6/29-7/10 大阪ARTHOUSE
(http://art-house.sub.jp/)
金魚展 
7/15-24 群馬Artsoup
(https://www.facebook.com/galleryartsoup/) 
うろこのすきま 
8/22-27 東京阿佐ヶ谷ギャラリーOPPO
(http://oppo.art.coocan.jp/) 
個展「たゆたう」

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